2014年 09月 07日
オレンジカフェの“物語”
今回も、デモンストレーション用に、西川ケアマネが織り続けました。
私が経糸を準備♪
私から、西川くんへの挑戦状♪
白を中心に、太さや素材もバラバラな糸(切れやすい糸も)をたくさん入れて、そう簡単にはまっすぐ織れないぞ~と。
几帳面にまっすぐ、きっちり織りたい彼は、糸とどう向き合うのか…
そこへ、小学生の男子3人。
「織ってみたい~」
自分が織っているものを、他に委ねられるのか…
しかも、男子。
私の心配をよそに…
彼も、二児の父になったからかな…
「いい穴だね~」
指を入れて、さらに穴を広げる佐藤♪
「子どもたちが織ってくれたことで、また別な感じに織れてよかった!」と、西川。
よいコンビ♪
人と人、糸と糸、様々な出会いが織りなす“物語”
そして、さらに…
少年たちは、お小遣いを手に戻ってきました。
コースターを織るために…
その一人は…
「お母さんのために、お母さんが好きなピンクで、ハートを織りたい♡」
「ハートは難しいな~」と説得したのですが、やはり諦めきれない少年。
私も、他のスタッフたちも、そのお母さんをうらやましく思い、少年の気持ちに応えてあげたい!!と。
♡に…
糸を結んでみました。
お母さん、喜んでくれたかな?
「ウチの子、学童保育のおやつに出た“いちごゼリー”を、食べずに持って帰って『ママ好きでしょ?』って~」
「かわいい~♡」
少年たちを見送った、私と佐藤の会話。
二人とも、男子二人を育てる母。
子どもが母を思う気持ちに触れ、私たちもまた、ほっこりと優しい気持ちを思い出す♪
仕事と、育児・家事に追われ、気持ちにゆとりがない「働く母」たちを、そっと支えてくれたのは、「よそのウチの名前も知らない少年たち」でした。
ありがとう♡
(ゆたに)