2013年 08月 16日
盆踊りと“さをり”
今週、小樽は道内で一番の暑さを記録しました。
「お盆を過ぎれば涼しくなる…」というのは、もう昔の話なのかもしれません。
小樽のデイサービスセンターはるでは、今週は「盆踊り」週間として、毎日午後から、やぐら(もどき)を組み、潮音頭と高島越後踊りという、小樽ならではの「盆踊り」で盛り上がりました。
その合間をぬって…“さをり”も着々と、と言いますか、どんどん利用者さんの作品が出来上がりました。
まずは、12日(月)、小樽の第1号作品の完成です。
はじめて、“さをり”に出会ったはずのTさん、とってもステキに出来上がっています。

そして、13日(火)、スタッフに誘われるままに、ニコニコと織り始めたSさん。

14日(水)は、90歳のTさん。「90歳にして、はじめての…」と、ご自分に感心していらっしゃいました。

15日(木)は、KさんとIさんのお二人。

そして、盆踊り最終日の本日、16日(金)、石井さん(ご本人の承諾を得て、お名前も一緒に…)が、先週、大勢で試し織りをした布でペンケースを作って来られました!!
男性なのにミシンがお上手!!
これまでも革製バッグなどを手作りしてこられたとか…納得です。
そしてステキです!!

その他、本日はTさん、Iさん、Nさんの3名が織りました!



コースターを作ったみなさんに共通していたのは、「好きな色」を選んだことと、出来上がった作品に「いいね~」と惚れ惚れしていたことです。
これこそ、“さをり”そのもの!!と、皆さんに教えていただいた気がします。 (ゆたに)
2013年 08月 14日
“はる”と“さをり”
あたたかさ、やわらかさ、やさしさ…を含んだ言葉です。
あるとき、雑誌のなかで“あざやかな色”が目にとまりました。
大好きな橙色、黄色、黄緑色…
かわいらしいピンクや紫…
ブルー系もステキ!!
みんなが笑顔で機織りしている???
早速、パソコンに向かい検索!!
“さをり織り”との出会いです。
ちょうど、札幌市清田区で開設準備中のデイサービスに「あったらいいなぁ~」と、夢は膨らみ、今年3月、札幌市南区の「紬屋」さんという教室に、スタッフと2人で押しかけてから5ヶ月ちょっと…
“はる”の“さをり”も、本格始動です!!
5月、清田のデイサービスがオープンしましたが、最初は利用者さんも少なかったので、たくさんの人たちに“さをり”を「体験」していただくことが、活動の中心になりました。
それでも、6月、はじめて利用者さんが織った記念すべき第1作「コースター」を見ることができました!

横に出た「耳」も、表に出た糸も、ステキな飾りに見えます。
それが、“さをり”なんです。
8月、小樽のデイサービスでも、利用者さんや
ボランティアさん、職員から、「小樽でも!!」
と、声があがり、あっという間に始まりました。
また、発寒のデイサービスでも、「やってみたい!!」という声があがっているとか…
“さをり”の「拡がるチカラ」「つながるチカラ」恐るべし!!
「自分を織る」「感性を織る」「差を織る」など、ステキな言葉が並ぶ“さをり”の様子を、日々、綴っていきます。 (ゆたに)